サクラさん、生後4か月の夏

ヨーロピアンバーミーズの子猫が生後4か月になった話

サクラさん、生後4か月と2週間になりました。

『呼んだ?』

呼んだ呼んだ。
乳歯も抜けはじめて、赤ちゃん猫から子猫へと成長しています。

遊ぶの大好き。いつ寝てるんだろう?というくらい元気いっぱい。

画像だと成長がわかりづらいですよね。
↓こちらが6月中旬頃のサクラさん。

身体も小さく、赤ちゃんらしさが残っています。
↓こちらが8月上旬のサクラさん。

成長してる!!!
身体が大きくなって、表情も少しお姉さん。目色は深いゴールドへ変化している最中です。

こんなポーズもとれちゃう。

スピカと一緒にいることが大好きな甘えん坊ですが、
母猫シャーロットからは

『母離れしなさい!』と言われることが増えたので、お母さんからはもう卒業。

『怒られてるニャね』

見守るスピカ。

とても綺麗な子に育ちました。

※サクラさんは新しいお家が決まりました。
あらためてお家を募集したところ、すぐにいくつかのお問い合わせをいただきました。その中で、一番早くご見学に来てくださったご家族にお迎えいただくことになりました。
blogを通じて、サクラさんの成長を見守っていただき、ありがとうございました。

一緒にヨーロピアンバーミーズを広めよう!
よかったら、下のバナーをぽちっと応援お願いします

Cattery CAPSULEの公式LINEアカウントでは、Blogの更新情報やLINE限定の情報を配信しています
友だち追加
Continue Reading

ヨーロピアンバーミーズを学ぶ旅~2025年夏編⑥~

ヨーロピアンバーミーズの遺伝子検査についてや、猫種評議会での大切な話

2025年のEB(ヨーロピアンバーミーズ)ブリーダー年次会議&EBアワード発表会!
いつもはオンラインで真夜中に参加していますが、今回は現地でお昼に参加!それだけでなんだか嬉しいです。

『ブリードカウンシルミーティング』って何だ?!

すごく簡単にいうと、猫種ごとにブリーダーたちが集まって、その猫種のスタンダードや将来の方針などを話し合う会議です。
参加できるのは、その猫種の登録ブリーダーで一定の条件を満たしているCFA(猫の団体)のメンバーです。

『ブリーダーって猫を繁殖させて譲ってるだけ』と思われがちですが、
CFAのショーブリーダーさんたちは、猫種の健康と魅力を大切に受け継いでいきたいという思いを持った方が多いと感じます。
キャットショーに出すには、実はとても多くの時間と費用、そして深い愛情が必要です。“好き”だけでは続けられないのも現実です。
また、猫の福祉を考えた交配を心がけていて、「この猫種がもっともっと続いていくように」とみんなで協力しながら猫種を守っています。

さて、今回はどんなことを話し合ったのかというと・・・

スタンダードについて

猫種をブリードする上で「スタンダード(猫種基準)」という決まりがあります。
ヨーロピアンバーミーズだと、眼の色がイエローからゴールドという決まりもスタンダードのうちの1つです。
それらを学んで繁殖をするのですが、健康には問題がなくてもショーには出せないルールがあったりします。
ヨーロピアンバーミーズの場合、その項目はひとつだけですが、今後の方針についても話題に上がりました。

★ヨーロピアンバーミーズのスタンダードはこちらから★ Breed Standardというタグをクリックしてください。

少し前の話になりますが、皆さんもご存じの「ライラッククリーム」。
この名称は、2019年のショースタンダードから「ライラックトーティ」から「ライラッククリーム」へと変更されました。
ブリーダーたちの意見や提案を、ブリードカウンシルを通じてCFA理事会に届ける仕組みの中で、猫種の発展に応じて随時見直され、決定されていきます。

上がホリーさん、下がミントさんの登録証書。
2匹は同じ色ですが、ホリーさんはルールが変わる前に産まれているので登録されている名称が「ライラックトーティ」のままです。

遺伝子検査の取り組みについて

現在ヨーロピアンバーミーズのブリーダー間で推奨されている遺伝子検査。
Burmese Hypokalemia
GM2 Gangliosidosis in Burmese
・Burmese Head Defect
上記の3項目が現在推奨されている検査で、「検査しようね」という呼びかけや、新たに追加する項目が必要かどうか、という話し合いが行われました。

他には、血統管理だったり・・・知らないところで勝手に名義が使われていないかこまめにチェックしよう!というようなことや、
もっとフランクなところだと、『最近、どんな猫が増えた?』とか『あなたのところの猫はみんな元気?』とか。そういった情報共有が行われました。

ブリーダーは直接的な医療行為はできませんが、その猫種に関しては本当に深く理解しています。
特に大ベテランの方々は、長年ヨーロピアンバーミーズを見続けてきた経験から、血統や健康についての特徴についての知識も本当に豊富で、学ぶことがたくさんあります。

今回は、いつもお世話になっている方々だけでなく、他のEBブリーダーさんとも直接交流できたことが本当に嬉しかったです。
何度もアメリカに足を運び、キャットショーで顔を合わせ続けてきた結果、ようやく歓迎してもらえたような感覚もあって、「ああ、良かったな」と思える経験になりました。

EBアワード発表会

そして最後に、ヨーロピアンバーミーズのブリーダー同士で、この1年の頑張りを称え合う表彰があります。
今年はミントとシリウスが頑張ったので「おめでとー」と声をかけていただきました。

良かった良かった。ミントとシリウス、おめでとう!
「日本でとっても綺麗な猫を作ってるのよ!」と言ってもらえたよ~。

ヨーロピアンバーミーズを学ぶ旅も、残すところあと2回。
(「え、まだ2回もあるの?」と思われそうですが…あるんです!)
次回は、キャッテリーの猫ちゃんたちの様子をちょこっと挟みますが、良ければ旅の続きにどうぞお付き合いください。

一緒にヨーロピアンバーミーズを広めよう!
よかったら、下のバナーをぽちっと応援お願いします

Cattery CAPSULEの公式LINEアカウントでは、Blogの更新情報やLINE限定の情報を配信しています
友だち追加
Continue Reading

ヨーロピアンバーミーズを学ぶ旅~2025年夏編⑤~

2日かけてフロリダまで行った話

ヨーロピアンバーミーズを学ぶ旅、後半戦。
猫が登場しないので癒しは少ないですが、良ければ夏の旅行気分でお付き合いください。

今回の旅、2つめの大きなイベント。
CFA Annual MeetingとAwards Banquet。
年に一度の大きな会議とショーで活躍した猫たちのお祝いパーティ。世界中のブリーダーが集まります。
場所は、フロリダ州・オーランド。アメリカ本土の南東端です。

黄色丸から赤丸まで、2日かけて車で向かいました。

いつもの見慣れた道から、

ミズーリ州・セントルイス。ゲートウェイアーチ。

帰り道に立ち寄ったゲートウェイアーチから観た景色。アーチのてっぺんに登ることが出来ます。

イリノイ州・メトロポリス。スーパーマンのホームタウン。

雨に降られながらも、

オハイオ川を渡って、

テネシー州へ!

1日目は約12時間のドライブをして、テネシー州・クックビルで一泊しました。
翌朝には、もう1人のブリーダーさんとも合流し、2日目は3人旅に。

少しアップダウンのある道を走って、

ジョージア州・アトランタ。アトランタオリンピックの開会式が行われた会場。

そして、ついにフロリダ州へ!!!
いやぁ、長かった。ここまで20時間くらい。

観光案内所でウェルカムドリンク。

景色も南国風になりました。

そこから3時間ほど車を走らせてフロリダ州・オーランドへ!
フロリダ州にはたくさんのテーマパークがあります。『ウォルト・ディズニー・ワールド』『ユニバーサル・スタジオ・フロリダ』などなど。

そして、ついに会場に到着!

キャットフードのブースや猫用品のお店が出ていました。

今回のホストであるCFA Southern Stars Region 7の飾りつけは、
ディズニーの名曲『When You Wish Upon a Star(星に願いを)』がテーマ。
フロリダ州での開催にふさわしく、「夢は信じれば叶う」というディズニーらしいメッセージが込められています。

いたるところに猫ちゃん。

無事にフロリダ州へ到着したところで、次回はヨーロピアンバーミーズにとって、とても大切なブリードカウンチルミーティングの様子をお届けします。

道中もいろいろなことがあったので、記録しようかなと思ってたのですが、猫が登場しないブログが続くのもどうかなと思い、今回は割愛しました。
ちなみに今回のドライブ、現地の人たちにも「えっ、2日もかけて車で来たの!?オーマイガー…」と、さすがに驚かれました。

一緒にヨーロピアンバーミーズを広めよう!
よかったら、下のバナーをぽちっと応援お願いします

Cattery CAPSULEの公式LINEアカウントでは、Blogの更新情報やLINE限定の情報を配信しています
友だち追加
Continue Reading