ご飯を食べた後のヨーロピアンバーミーズの話
ヨーロピアンバーミーズのライラックの女の子。スピカちゃん。
ご飯を食べて満足しています。





お口の右側をお手入れ。






左側もお手入れ。

『美味しかったニャ』
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ヨーロピアンバーミーズのライラックの女の子。スピカちゃん。
ご飯を食べて満足しています。
お口の右側をお手入れ。
左側もお手入れ。
『美味しかったニャ』
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奥のほうから鈴の音がするので、覗いてみると・・・
あら、サクラさん。
紙袋から出ていた猫じゃらしのおもちゃで遊んでいました。
見守るスピカ。
優しいねぇ。
サクラは1匹っ子なので、スピカに遊んでもらっています。
ああ、目の下を噛むのはさすがに痛いんじゃないかな・・・
サクラは社会化を学んでいる途中で、まだ力の加減がわかりません。
顔を噛まれても一緒に寝てあげるスピカ。
嬉しいね。
その時、母はというと・・・
『もうしっかり育てきったニャよ』
うんうん。お疲れ様。
と言いながらも、顔を噛まれる母でした。
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今年で7歳を迎えるサミ。「ザ・ヨーロピアンバーミーズ」ともいえる懐っこさと知性をもった子です。
キャッテリーで産まれた子たちには、サミの血が入っています。
サミの部屋に入ると、
必ずお腹をみせて大歓迎してくれます。
喜びのあまり激しく動くため、サミは写真が撮りづらい。
嬉しくてつねにくねくね。
毎回これ。
嬉しくてすりすり。
いつもこんな感じ。
お。正面撮れた。
食べることが好きなので、ふっくらしてるサミ。
子猫ではないので、落ち着いているけど、愛情表現はどの子よりも豊かなサミでした。
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完全母乳で育ち、離乳食も上手に食べていたサクラさん。
ドライフードを食べ始めました。
しっかり食べてもらえるように、好みのものを混ぜて体づくりをしています。
今回は、こんなラインアップです。
硬いものはまだ苦手らしく、ほろほろ崩れるFeline Naturalを好んで食べています。
ウェットフードは、チキン、ビーフ、ラビット、ベニソン。どれも美味しく食べてくれます。
Nutroの小さなパウチは少量なので、ドライフードと併用して与えやすく、パッケージが捨てやすいのがとても良いです。
もちろんよく食べる。
背が低いお皿は食べづらいかな?と思って、大人と一緒のものにしてみたけれど・・・
まだ早かったかな?
お母さんのご飯も味見中。
食後は遊んで、
昼寝。
まだまだ小さな背中。幸せになってほしいなぁ。
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3月に産まれた一匹娘のサクラさん。
生後2か月を迎え、1回目の3種混合ワクチンを接種しました。
『とってもげんきデス。ハンモックにのぼれマスヨ!』
この子はなんでもさっさとマスターしてしまいます。
『高いデス』
サクラさんがハンモックに居る時は、必ず近くに居るスピカ。
サクラさんをみてる。
一緒に入ることもある。
サクラさんが「ミー」と鳴くと必ずシャーロットが駆けつけます。
猫じゃらしでも上手に遊べるようになりました。
サクラさんが遊んでいるときは、遊びたい気持ちをぐっと我慢している母と叔母。
1匹っ子なりに、楽しい毎日を過ごしているようです。
頭のてっぺんのクリームが可愛い。
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ゴールデンウィーク、シリウスと一緒にキャットショーへ行ってきました。
会場は幕張メッセ。ヨーロピアンバーミーズ代表(キャッテリー代表?)として頑張りました。
CFAのキャットショーは、5月から2025-2026シーズンが始まります。
シリウスは前年度を区切りとして、ショーは終わりにしようと思っていたのですが、せっかく大きな会場だし・・・と思って。
この日は「ペット博」というイベントの中で、CFAのキャットショーが開催されており、
本当は2日間の開催でしたが、業務の都合で1日のみ参加しました。
キャットショー以外にも、たくさんのイベントが行われていたので、ワンちゃん連れの来場者の方がいっぱい!
バギーに乗っている子や、リードでお散歩してる子。
どの子もお洋服を着てお出掛け仕様です。
そして、このワンちゃんたちが見守る中、キャットショーが行われました。
会場の様子。とても賑やかです。
シーちゃん、大丈夫だろうか。。。
お気に入りのベニソンでご機嫌をとります。
見学者の方がちらほら。
いつもと違う雰囲気にすこーし緊張していました。
だいぶ、慣れてきました。
見学者の方に見守られながらファイナル表彰です!(ロングver.は最後にあります。)
とても丁寧にヨーロピアンバーミーズの魅力を伝えていただきました。
「あの猫種なんだろう」と興味をもってもらえただろうか・・・
すべてのリングでBESTでした!
1日だけの参加だったため、さすがにショー全体の1位にはなれませんでしたが、
今回は「ヨーロピアンバーミーズを観てもらう」ことが目的だったので目標達成です。
『ボク、もうへとへとだよ・・・』
ショーから帰ってきたシリウス。
4月は3回、5月は幕張メッセと、毎週のようにショーに行ったので疲れるよね。
頑張ってくれてありがとう。
ロングVer.(動画ブレブレですが是非!)
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読み物ブログが続いていたので、キャッテリーで1番ののんびり屋さん、ジャンの様子でも・・・
彼の1日はこうして過ぎていきます。
ジャン、来たよー。
すでにのんびり感があふれだしているジャン。
ジャンは現役の男の子なので、1人部屋で暮らしています。
持っていたアイスに興味津々。(与えていません)
顔がイキイキ!!
打って変わって、書類には目もくれず死んだ目になるジャン。わかりやすい。
興味がなさ過ぎたのか、なぜかケージへ戻っていった。
キャッテリーでは1日2回、お食事の時間があります。
ジャンの食事はこちら。
ドライフードに、Feline ナチュラル、ジャンのお気に入り「ロイカナのウェットフード」、ドライささみです。
ご飯だとわかると定位置でスタンバイ。
『どうぞ~』
顔がイキイキ!!これもまた、わかりやすい。
美味しく食べてくれます。
お外を眺めたり、
撫でてもらったり、毎日のんびり暮らす表情豊かなジャンでした。
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ヨーロピアンバーミーズは、バーミーズとは別の猫種としてCFAに認定されている猫種です。その性格や特徴、そして見た目の魅力について、動画と共にご紹介します。(動画に続いて和訳をつけています)
ヨーロピアンバーミーズが進化した歴史【前編】【後編】をご覧いただいた後は、猫そのものの「魅力」をじっくり堪能したい方に向けた【番外編】です。
バーミーズ? ヨーロピアン・バーミーズ? その違いは?
最もわかりやすい違いは「カラー(毛色)」です。
バーミーズは4色のみで展示されますが、ヨーロピアン・バーミーズは、目を引く10色のカラーバリエーションがあります。
ヨーロピアン・バーミーズは活発で人懐こい性格ですが、過剰に活発というわけではありません。
お昼寝の時間には、とても愛情深く、できるだけ近くで寄り添うのが大好きです。
他のペットとも仲良くでき、赤ちゃんから高齢者まで、どんな年齢層の家族にもなじみやすい順応性を持っています。
この猫たちは、しっかりとした筋肉質な体つきをしていますが、極端ではありません。
中くらいの長さのボディは見た目以上に重く、短くて身体に密着した毛は、光沢があり色鮮やかです。
動画の子はとても美しい『ブルークリーム』の女の子。
『ボクのお母さんニャんだ』
実は、動画の女の子はキャッテリーで暮らすジャンのお母さん。
ヨーロピアンバーミーズは、活発で人懐こい性格はもちろんのこと、バランスのとれた“中庸の美しさ”、艶やかな被毛、そして輝く瞳に魅了されます。
また、とても賢く、愛情深い性格をしているため、きっと素晴らしい家族の一員となってくれると思います。
『前編』『後編』『番外編』と、ヨーロピアンバーミーズという猫種について書いてみました。
この魅力が少しでも伝わっていればとても嬉しいです。
★ヨーロピアンバーミーズの歴史についてまとめたブログはこちらから【前編】【後編】★
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『ヨーロピアンバーミーズ』という猫種をご存じですか?
The European Burmese is a graceful and unique breed.
ヨーロピアンバーミーズは、優雅で独自の魅力をもつ猫種です。
(CFAスタンダードより)
【前編】では、独自の進化を遂げながら、世界中に広がっていった歴史を紹介しました。
【後編】では、CFAという世界最大級の血統登録団体において、どのようにして正式な品種として認められるに至ったのか、そしてその裏にあるブリーダーたちの努力と時間の積み重ねを追っていきます!
ついに『ヨーロピアンバーミーズ』が誕生するニャよ!
すごいことニャよ
10年かけて公認品種へ!ヨーロピアンバーミーズの軌跡
1993年6月24日、CFA(Cat Fanciers’ Association)の理事会で、「ヨーロッパで行われるCFAのキャットショーにバーミーズの出陳者がいない」という問題を取り上げました。これは、CFAで認められているバーミーズとFiFe(ヨーロッパの国際猫連盟)で認められているバーミーズの特徴が異なるためでした。
ヨーロッパのブリーダーたちはFiFeのショーにバーミーズを出していたニャ
CFAのバーミーズは、アメリカで発展したバーミーズニャんだよね
この問題を解決するために、FiFe、GCCF(イギリスの猫血統登録団体)、オーストラリアの猫協会で公認されているバーミーズのタイプもCFAで受け入れ、これらの基準(スタンダード)を作って競技に参加できるようにするという提案が出されました。この提案の目的は、CFAに登録するヨーロッパのバーミーズを増やすことでした。
ここで登場するバーミーズがのちの『ヨーロピアンバーミーズ』になるんニャ
世界では、FiFeやGCCF、オーストラリアの猫団体が認めてる『バーミーズ』って、10色のカラーバリエーションがあるんニャ
CFAでは、ずっと『バーミーズ』って言えば4色だけだったんニャよ
🔥まとめると・・・🔥
CFAでは、バーミーズのカラーは4色のみが認定されていました。
一方で、FiFeやGCCF、オーストラリアなどの団体では、10色のカラーバリエーションを持つバーミーズが正式に認められています。
そのためCFAでは、FiFeなどで認められているタイプのバーミーズを、別の猫種として「ヨーロピアンバーミーズ」という新たな名称で受け入れることになりました。
こうして、それぞれのバーミーズが歩んできた道が、異なるかたちで正式に認められることになったのです。
CFAの猫種として認定されるには、
❶ Miscellaneousクラス (新種登録)
❷ Provisional クラス(暫定公認品種)
❸ Championship クラス(公認品種)昇格
❹ Championship クラス(公認品種)認定
と段階を踏んでいきます。
~年表でみるヨーロピアンバーミーズ~
❶ 1994年:Miscellaneous クラス(新種登録)でショー参加開始
競技クラスではないため、リボンや順位は与えられません。
主な目的は、新しい品種をCFAのショーに慣れさせることと、ジャッジやブリーダーがその品種の特性を理解することです。
Next step → Provisional クラス(暫定公認品種)に昇格するための条件
・CFAへの登録個体が100匹以上、かつ最低5年間継続して登録されていること
・現役のブリーダーが25名以上いること
・etc
❷ 2000年5月: Provisional クラスでの出陳が開始
Provisional クラスでは、競技クラスと同じようにジャッジによる審査が行われますが、タイトルやファイナル(上位入賞)は与えられません。
Next step → Championship クラス(公認品種)に昇格するための条件
・CFAのすべての地域で少なくとも25匹の異なる個体がショーに出陳されたことが証明されること
・etc
❸ 2002年2月: CFA理事会が、ヨーロピアンバーミーズの Championshipクラス昇格を承認!
❹ ♔ 2002年5月:アメリカでチャンピオンシップ競技クラスとして正式に認定される。
※ヨーロピアンバーミーズが猫種として認定された当時のルールになります。
この流れを経て、『ヨーロピアンバーミーズ』はCFAの正式な競技品種(公認猫種)になりました。
これは、非常に価値のあるものなんですよ。
約10年かけて、『ヨーロピアンバーミーズ』は認められたんニャね
継続的な努力と忍耐、時間が必要ニャ……
そして、“この猫種が魅力的で求められていた”ってことも大切ニャよね
そうニャ
さらにその価値を次の世代へと伝えていけたらいいニャね
最近では、Lykoi(ライコイ)、Toybob(トイボブ)、Khao Manee(カオマニー)はこの長い道を歩んでいます。
現在の新種登録に向けての道のりはこちらから。
🔗https://cfa.org/cat-talk/how-breeds-get-their-start-in-the-cat-fanciers-association/
CFAにおけるヨーロピアンバーミーズのスタンダード(基準)
また、『ヨーロピアンバーミーズ』がCFAで正式に認められるには、新たなスタンダード(基準)の策定が必要でした。
CFAジャッジのWayne Trevathan(ウェイン・トレヴァサン)が主導し、FiFeやGCCF、オーストラリアの基準を取り入れながら、CFAのガイドラインに適応させました。
多くのブリーダーの協力のもと、『ヨーロピアンバーミーズ』という名称で正式に認定されました。
ヨーロピアンバーミーズの歴史をつなげていくんニャ
『ヨーロピアンバーミーズ』は好奇心旺盛で遊び好き、非常に知的な猫種です。
人との交流を大切にし、家族の一員として愛情深く、可愛らしい姿を見せてくれます。
彼らの最大の魅力である「懐っこさ」と「賢さ」は一緒に暮らしてわかる部分が大きいなと実感しています。
🔗https://cfa.org/breed/european-burmese
今回のブログでは、以下の出典を参考にして内容を簡潔にまとめています。詳しく知りたい方はぜひ元の記事を読んでみてください!
🔗BREED HISTORY(The Cat Fanciers’ Association, Inc.)
🔗History of the European Burmese in CFA (Written by/Copyright Ann-Louise De Voe)
こちらからはバーミーズ視点の歴史がわかります。
🔗History of the Burmese Cat (©copyright by: Irmgard Thormann, Mackintosh Burmese Cats)
ヨーロピアンバーミーズ誕生の歴史、いかがでしたか?
どの猫種にも、それぞれに歴史があり、ブリーダーさんたちの努力と情熱があるのでしょう。
もし、気になったことや「もっと知りたい!」ということがあれば、お知らせください。
~あとがき~
📌「可愛い!」のその源にあるヨーロピアンバーミーズの誕生の経緯や理由、そしてその背景にある先人たちの情熱が伝わればいいなと思い、まとめてみました。
📌Wayne Trevathanの想いが込められた血統
Wayne Trevathanは残念ながら亡くなりましたが、彼がブリードしたHOLLYという猫がキャッテリーで暮らしています。HOLLYを見ていると、どんな思いでヨーロピアンバーミーズと関わってきたのか、ぼんやりと思いを馳せることがあります。
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