ヨーロピアンバーミーズ~どうして?カラー編~

せっかくのお休みなので、
サミ×マリベルの子は、なぜライラックとチョコレートなのか!
を書いてみたいと思います。

「それはパパとママがライラック色とチョコレート色だからニャ」

アーちゃん、得意げだね。
それも一理ありますが、ライラック×チョコレートだとチョコレート色しか産まれなかった可能性もあります。

「え!そうなの?シャーちゃんはライラックの色だからマリちゃんの子じゃないの?」

いいえ、間違いなくマリちゃんから産まれました。

「アタシがお腹痛めて産んだ子ニャ。」

ライラックはダイリュートカラーなので、これにはダイリュート遺伝子が関係しています。
少し詳しくみていきましょう!

まず、遺伝には『顕性遺伝(優性遺伝)』と『潜性遺伝(劣性遺伝)』があります。
Dダイリュート遺伝子は、
顕性遺伝が「D(ラージディ)」、潜性遺伝が「d(スモールディ)」です。

どの子も2つの組み合わせを持っています。

「DD」「Dd」=チョコレート
「dd」=ライラック

ライラックのサミ「dd」とかけあわせるので、
マリちゃんが「DD」の場合は、「Dd」のみ、全員がチョコレートカラーで産まれてきます。
マリちゃんが「Dd」の場合は、「Dd」と「dd」、ライラックの子が産まれてくることになるのです。

ではマリちゃんの毛色テストの結果をみてみましょう。

むむ。

「小さい「d」を持ってるニャ!!!!」

はい。だからシャーロットは間違いなくマリちゃんの子です。

ダイリュート遺伝子では、
ブラックはブルーに、レッドはクリームに、チョコレートはライラックに、
色が薄められます。

パスタシリーズのボンゴレちゃんとジェノベーゼ姉妹

チョコレートを薄めた色がライラックになるなんておもしろいですよね。

「勉強になったニャ」

今日は、「チョコレートとライラックについて」カラーのお話でした。

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