バーミーズとヨーロピアンバーミーズの違い?

「なんだか今日も小難しい話をしようとしてるニャ」

昨日に続いて、バーミーズについて調べてみましょう!
日本でもよく知られているな国際的血統登録協会は「TICA」と「CFA」です。

◆TICA→バーミーズ
◆CFA→バーミーズ(アメリカンバーミーズ)とヨーロピアンバーミーズ

が猫種として存在しています。

「TICAにはヨーロピアンバーミーズは居ないのかニャ?マリちゃんはただの猫になるのかニャ?」

いえ、ただの猫にはなりません。
カプセルの子たちをTICAに猫を登録する場合、「バーミーズ」として登録されることになります。
オールバーミーズなのです。

「スピカ、そんなこと聞いてないニャーーー!!!!」

スピちゃん、ビックリしたね!
しかし、カプセルの子たちはCFAで血統を認定されているのだから「ヨーロピアンバーミーズ」の純血種として存在しています。

「スピカは血統が6代以上続いているれっきとしたヨーロピアンバーミーズだニャ。」

せっかくなのでもう少しだけ掘り下げてみます!

世界には他にも猫協会が存在しています。
そして、いくつかの猫協会が集まって構成されている大きな組織が、
「The World Cat Congress(WCC)」です。

FIFe、WCF、CFA、ACF、TICA、NZCF、CCCofA、GCCF、SACC
9つの猫協会で構成されています。

「ライちゃん、難しい話はキライニャ。寝んねするニャ。」

各協会のバーミーズ事情を調べてみました。
(おそらく、、、)

WCF→ヨーロピアンバーミーズ名義のみ 省略はBUR

そして、

FIFe/CCCA→バーミーズ名義のみ
しかしカラー分類はCFAのヨーロピアンバーミーズと同じブラウン、チョコレートやライラックなどのソリッドカラー、そしてトーティシェルです。
(CFAのバーミーズはセーブル等の4色のみです。)

わかりやすくカラーで説明してみましたが、同じ猫種でも団体が違えばスタンダード(お手本となるルックス、耳の位置や目の大きさなど)は異なります。

「話が長すぎだニャ。ご飯食べるニャ。」

もしかすると、バーミーズ(アメリカンバーミーズ)とヨーロピアンバーミーズと分かれて存在している団体は、
CFAだけなのかも。。。?
このへんはまだよくわからない。。。

「スピカはスピカだニャ!」

インスタグラムをみていると、海外の方は「バーミーズ」と紹介しているのにカラーがトーティシェルやクリームだったりするのは、登録している団体の違いではないかと思っています。

どうでしたか?
ヨーロピアンバーミーズと一緒に暮らすうえで、その猫ちゃんのことを深く知る要素のひとつになれば幸いです。

なぜ、CFAはヨーロピアンバーミーズを猫種として確立したのか、その理由に迫っていくとより猫種の魅力や特徴がクリアーに見えてくるように感じます。
それはまたの機会に!!

最後は、輝いていた頃のライラで!
明日からは、またキャッテリーの陽気な猫ちゃんたちの日常をお届けします。

「ライちゃんは今も輝いてるニャ。」

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Breed Councils~猫種評議会~

「今日は何の話だニャ。難しそうだニャ。」

キャッテリーを登録しているCFAという団体には、猫種評議会があります。
ブリードカウンシルズです。

「それ、マリちゃんにも関係アル?」

CFAブリードカウンシルズは、選択した品種/部門のセクションで経験を積み、CFA規約で定められたその他の資格要件を満たした個人で構成されています。

Cattery CAPSULEのメンバーも資格要件を満たすことができまして、本年度からカウンシルとして活動しています。
もちろん、選択した品種は「ヨーロピアンバーミーズ」です。

各猫種評議会は、個々のブリーダーからの意見や提案をセクレタリーを介して理事会に伝え、猫種の進歩に合わせて猫種標準が更新されます。

猫種標準、つまりスタンダードというやつですね。
その猫種のお手本となるようなルックスです。

「どうー?僕はお手本になるー?」

最近、ミーティングが行われたので参加しました。
アメリカで行われたミーティングなので、オンライン参加なのですが、、、
時差があるため開始時間は夜中の3時です。

猫種を維持し存続していくために、先人のブリーダーさんたちの努力や研究を知り、いろいろなことを考えているのだなぁととても勉強になる有意義な時間でした。
有意義、、、といってもネイティブイングリッシュなので、同時翻訳機を駆使しなんとか理解した感じです。
(便利な世の中で良かったです。)
猫種を守っていくうえでどうしていけばいいか、ブリーダーさんたちの考えやビジョンに触れることができました。

あともう少し英語ができればなぁ。。。これは人間の課題ですね。

ヨーロピアンバーミーズは少数派の猫種です。バーミーズとは別の猫種です。
マイクロチップ環境省の猫の品種表をご覧ください。
「ヨーロピアンバーミーズ」という猫種です。

こちらは日本獣医師会。

ね。違う猫種なのです。
CFAでは違う猫種として扱われていますが、日本のマイクロチップの品種でも別の品種として存在しています。
ヨーロピアンバーミーズは、とても愛情深く、賢い猫種です。

バーミーズってまとめられがちなのですが、、、
それはなぜなのか?

続きは明日!

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グランドチャンピオンおめでとう~シリウス編②~

尻尾を怪我してしまったシリウス。

命に関わる怪我ではないので、ペットとしてお家で楽しく過ごしてくれればいいと思えるようになった頃でした。
なんと尻尾は元通りに!
「治るかもしれないわよ」と言ってもらえたことに本当に感謝しています。
希望をもって彼を育てることができました。
(彼の血統は繋げたいということでアメリカに行くことに変わりはなかったのですが。)

キャットショーでの尻尾を触られる審査も無事にパスしました!
ここまでくれば安心です。

尻尾をチェックされるシリウス

尻尾の腫れがひいて、まっすぐになるのには1か月半くらいかかったでしょうか。
本当に胸が痛くなる出来事でした。
この出来事から「自由にのびのび」という考えが少し変わりました。

子猫は自由に駆け回る遊びはもちろん大事だけど、
怪我しないように管理してあげることもとても大切なんだな、と。反省です。

そのあとのシリウスは日本でのキャットショーで素晴らしい成績を残し、キツン部門の途中でアメリカへ旅立ちました。

空港での保安検査場でハーネスをつけようか迷っていたので、練習したシリウス。
結局ハーネスはつけず、抱っこだけで大丈夫でした。

彼の渡米をアメリカのブリーダーさんはとても喜んでくれました。
何より、彼の両親はともにアメリカから来てくれた猫ちゃんなので、血統をつなげてアメリカへ戻せたことが本当に良かったなぁと思っています。

シリウスは今もシリウスという名前です。
『光り輝いてほしい』と願いをこめて付けました。

シーちゃん、頑張れ!
会いに行くからそれまで元気で。

1歳になったスターシリーズのお話でした。お誕生日おめでとう!

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グランドチャンピオンおめでとう~シリウス編①~

スピカが1歳になったということは、一緒に産まれたシリウスも1歳。
いま、シリウスはアメリカのキャッテリーで暮らしています。

他のキャッテリーで暮らす猫ちゃんとして、アメリカでキャットショーに出してもらい、
今年の夏グランドチャンピオンになりました。
頑張ったね、本当におめでとう!

アメリカのキャットショーで頑張るシリウス。大きくなりました!大人部門での様子です。

産まれた日の写真。ホリーさんお疲れ様でした。

日本で、キツンの部門(4~8か月)を終らせてからアメリカに連れていくことも考えましたが、
「また移動に規制がかかってしまったら連れていくことができなくなるかもしれない」と思い、行けるうちに連れて行きました。

左がスピカ。右がシリウス。

スピカと二人、仲良く育ちました。

このころには、アメリカ行きが決まっていたと思います。

幸せいっぱいのシリウス。この写真が大好きです。

生後2か月がたち、何もかもが楽しく、駆け回って遊び始めた頃に事件は起きました。
12月初旬の日曜日。掃除を終え2時間ほど休憩していたのですが、気づくとシリウスの様子がおかしい。
抱き上げたら「ガーーー」という声をあげたのです。
ん?と思い、しっかりと彼をみたら、、、尻尾がぶらーんと立ち上がることなくぶら下がったままでした。

怪我した???!

ビックリして何が起きたのかわかりませんでした。

「どうしてシリウスだけテントに入っているのかしら?」
心配でシリウスから離れないホリーさん。
部屋で自由にさせるとスピカと遊んでしまうので、安静にしてほしくてテントへ。

偶然にもその日、他の猫ちゃんのエコー検査(妊娠してるかの検査)の予約が入っていたので、一緒にシリウスを病院へ連れて行くことに。。。

先生「ん-、打撲か骨折か。。。でも少し動いてるから骨折ではないかもしれない。このまま動かなかったら脱尾も考えないと。」

翌日になっても尻尾が動かなかったらまた連れてきてくださいと消炎剤の注射をうってもらって様子をみることに。

悲しくて悲しくて、ただ見守ることしかできませんでした。
ドアに挟んだ?と聞かれましたが、ドアを開閉していないのでそれはないんですよね。
何がおきてこうなったのかは今もわかりません。

尻尾が腫れているのがわかりますか?赤丸部分です。
60度に曲がっていました。そして折れるように腫れあがっていました。

翌日にはしっぽが動いていたので、脱尾は免れました。
でも、この子はキャットショーに出る子。尻尾にコブがあれば出すことはできません。

ショーに出してタイトルがつけば、シリウスのその後の猫生が豊かなものにもなるでしょうし、彼から産まれる子猫たちの運命にも影響があるかもしれません。
申し訳ないことをしてしまった、、、とすごく落ち込みました。

部屋を自由にさせると腫れも引かないし、悪化するかもしれないので、
人がみていないときだけ、ケージでお昼寝してもらいました。

シリウスだけケージに居れていたのだけど、スピカが鳴いてケージから離れなかったので一緒に。
兄妹ってほんとに仲良し。なんでも一緒。

そして、お引越し先のアメリカのブリーダーさんへ尻尾の話をしました。
「尻尾を怪我してしまった、ショーには出せないかもしれない。ただ後天的な怪我だからスタッドとしては活躍できるかもしれない。」と。すると、、、

「その尻尾は治るかもしれない。治ったらショーにも出せるわ。」

え?いやいや、60度曲がってるし、ぼこって膨れてるし。
でも、猫のベテランブリーダーさんがそういうのなら治るのかもしれない、となぜか素直に思うことができて、
シリウスが無理をしないよう育てることにしました。

長くなってきたので、明日へ続きます!

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ヨーロピアンバーミーズを学ぶ旅~アメリカ編~

キャッテリーカプセル、ヨーロピアンバーミーズを学びにアメリカへ行ってきました!
(ブログの更新が止まっていたときです。)

日本では数少ないヨーロピアンバーミーズ。
猫種について学ぶ機会も少なく、見たことがないカラーの子もいます。

CFAのスタンダードは紙面上ではわかるけれど、実際にディスカッションする相手が少ない。
というわけで、、、

10日間ほど、アメリカのベテランブリーダーさんのところで学んできました。
朝のお世話、夜のお世話を一緒にやらせてもらって、気になっていたことをたくさん聞くことができました!!!

・・・ん。。。
そうですね、
学んだことがほぼブリードに関することや、スタンダードに関することだったので、具体的に書くような内容はないのですがw

ベテランブリーダーさんなのでとにかく猫の扱いがとっても上手。
普通は、猫に触りたいときって「おいで~」と言いつつ自ら寄っていきませんか?
そして人が手を伸ばして抱き上げてませんか?

ブリーダーさんは、猫を高めの台に登るように誘導して、猫にノビーっと前脚を人間の肩にかけさせてから抱っこしていました。
その一連の動きが本当にお見事なのです。
そして、どの子も懐っこくてとても可愛かったです。

同じ血統の子がキャッテリーカプセルにもいるので、ブリードプログラムについても相談にのってもらい、とても有意義な時間を過ごすことができました。

他のキャッテリーの写真をばんばんネットに載せるのもモラルに反する気がするので、少し前に行ったアメリカのワールドキャットショーの写真を。

世界から猫が集まります!このときは850匹くらいだったかな。(少ないほうらしいです)
上から吊るされている旗が猫種エリアの目印です。

ありました、ヨーロピアンバーミーズ。
ここへ行くと、、、 

ヨーロピアンバーミーズの紹介ボードがあります。
これをみるだけでもワクワクしますね。

審査されているクリームの、、、男の子?かな。
このときのキャットショーにでていたヨーロピアンバーミーズはそんなに多くはなかった気がします。

これまでのブリーダーさんが、素晴らしいヨーロピアンバーミーズの血を残してくれています。
この猫種と縁があったからには、ヨーロピアンバーミーズという猫種を守っていきたいなーと思います。

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ヨーロピアンバーミーズの特徴

いままで、こんな場面はありませんでしたか?

A「ヨーロピアンバーミーズ飼ってるの」
B「へ~、どんな猫?」
A「うーんと、この子だよ(写真を見せる)」
B「へ~、この猫とどう違うの??」
A「!!!!」

Bは、ネットで検索したトンキニーズやアメリカンバーミーズの画像をみせてきたのです!

絶体絶命のピンチに驚きを隠せないシャーロット

そんな質問に答えるため、ヨーロピアンバーミーズについて言語化していきたいと思います!
(Cattery CAPSULEはCFAのスタンダードに沿ったブリードを行っていますので、CFAのスタンダードでのご紹介になります!)

①トンキニーズとヨーロピアンバーミーズの違いについて

ずばり、一番わかりやすいのは目色ではないでしょうか。

トンキニーズ・・・アクア、ブルー、グリーンからイエロー /グリーン
ヨーロピアンバーミーズ・・・イエローゴールドからアンバー

ヨーロピアンバーミーズの目色はイエロー系の子しかいないのです。(←とてもざっくり)
ブリードするときは緑色がでないように気を付けなければなりません。

ほかにも毛色の違いなどがありますが、トンキニーズにあってヨーロピアンバーミーズにないもの。
トンキニーズにはソリッドカラー(単色毛)の他に、ポイントカラーがあるのです。
ポイントカラーとは、顔や手足、両耳、しっぽなど、体から飛び出した部分に色がつくことです。

トンキニーズに挟まれるシリウス

他にも細かいルールはありますが、

「目の色がブルーからグリーンぽいのがトンキニーズ!黄色っぽいのがヨーロピアンバーミーズ!」

というのが一番わかりやすいかなと思います。どうでしょう。
さてお次は、、、

②バーミーズとヨーロピアンバーミーズの違いについて

これは少し難易度が高いかもしれません!
また目色で見分けたらいいんじゃないの?と思ったあなた。
それはとても難しいのです。

なぜなら、
アメリカンバーミーズ・・・イエローからゴールド
ヨーロピアンバーミーズ・・・イエローゴールドからアンバー

ゴールドの子だと目色では見分けられませんね。
ここからまた詳しく、深みがあって等々ルールがありますが、ざっくり同じ!ぱっと見同じ!
じゃあどう見分けたらいいのか。。。

ヨーロピアンバーミーズにあって、アメリカンバーミーズにないもの!
ヨーロピアンバーミーズにはソリッドカラー(単色毛)の他に、トーティカラーがあるのです。二毛のことです。

写真の左側はホリーさん。
ホリーは、ライラックリームという毛色で、二毛です。
明度の違いがあまりないニ毛なのでわかりづらいかもしれませんが、この二毛はアメリカンバーミーズにはありません。(ちなみにトンキニーズにもありません)

画像が荒いですが、、、むかーし行ったアメリカのキャットショーでみたチョコレートトーティの女の子。
ホリーさんよりわかりやすいですよね。
トーティカラーは女の子限定です。

B「じゃあさ、ソリッドカラー(単色毛)の子はどうやって見分ければいいの?」

ふたたび、絶体絶命のピンチに驚きを隠せないシャーロット

・・・
・・・・・
それはもうみなさんの目を養ってもらうしか、、、
・・・・・

うーん、シルエットで見分けるしかないのですが(たぶん)、目型が特徴的かなぁと思います。

アメリカンバーミーズ・・・⽬は⼤きく、遠く離れて位置し、⽬の開きは丸味を帯びている
ヨーロピアンバーミーズ・・・上のラインはわすかにカーブして、⿐に向かってオリエンタルのような傾き
がある。下側のラインは丸くなっている

左がアメリカンバーミーズ、右がヨーロピアンバーミーズです。
ヨーロピアンバーミーズの目型は、上側がアーモンド型なのです。

ピンとこない方はこちらをクリック!
ヨーロピアンバーミーズのスタンダード
★アメリカンバーミーズのスタンダード

あ、ちなみに、
クリームとレッドのソリッドカラーはアメリカンバーミーズにはいません。

カラーのネーミングも微妙に違いますw
ヨーロピアンバーミーズでいうチョコレートのような色は、アメリカンバーミーズではシャンペーンと呼ばれていたり。

猫種って奥深いですね。。。

カラーについて知りたい方はこちらをクリック!
★ヨーロピアンバーミーズカラー

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キャットショーでの様子

こんなかんじで、審査中以外は待機場所で過ごします。

myケージを持っていきます。

審査では尻尾を丸めてしまうスピカもこの中ではとっても楽しそう。

夢中で遊ぶスピカ。

ショーの日は、ショーに連れて行った子と過ごす時間が長いのでとても大切な時間です。

頑張ったご褒美に大好きなおやつもたくさんあげます。

スピカはショー会場でも大好きなベニソンをたくさん食べてました。

(あ、器で食べてないのは見なかったことにしてくださいw)

2匹にはもう少しだけショーに付き合ってもらう予定です。

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ヨーロピアンバーミーズの審査②

キャットショーは、審査(予選)とファイナル(決勝)があります。

審査でポイントの高かった猫ちゃんがファイナルに進みます。

審査を受けるシリウス。

横顔のノーズストップをチェックされています。

CFAで定められている「スタンダード」という猫種の基準があり、その特徴にただしく沿っているかをジャッジの先生は審査をしています。

ヨーロピアンバーミーズだと、100ポイント中以下のような配点です。
頭、耳、マズルと横顔……………………….25
目と目の色(25)
形…………………………………15
色…………………………………10
体、脚、足と尾…………………………….20
コートとコートカラー……………………….30

100ポイントに近い猫ちゃんがCFAのスタンダードに沿っていることになります。猫種の特徴がしっかりでているということです。

で、ですね。

審査はまず猫種の中で順位が決まります。

つまり、シリウスとスピカが一緒のショーに出るとどちらかが勝ってどちらかが負けてしまいます。。。

(他にヨーロピアンバーミーズはでていないのでw)

猫種の審査で勝ったほうがファイナルに残りやすくなります。

審査を受けるスピカ。尻尾がくるんと・・・

ジャッジの先生が番号札にリボンがつけてくださいます。

ここで2匹の勝敗がわかります。

シリウスの勝ちです。。。

タイプが似ている場合、ヨーロピアンバーミーズの筋肉質である特徴が出やすい男の子のほうが有利な気がします。体が大きいですからね。

キャッテリーの猫ちゃんたちがどう評価されるかは、ブリードをする上で大切な指針のひとつになるのでキャットショーに出すようにしています。

日本にはまだ少ないヨーロピアンバーミーズなので、ルックス・性格ともに良い猫ちゃんたちを広めていけたらいいなと思います。

~おまけ~

審査が終わって戻されるスピカ。尻尾くるんのまんまwww

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ヨーロピアンバーミーズの審査①

前回から続いてキャットショーのお話です。

審査待ちのシリウスとスピカ。

キャットショーって何するの?

私もはじめは何が何やらわからないままショーが終わっていましたw

Kitten・Championship・Premiership(避妊去勢した猫ちゃん)など部門ごとに審査されます。Householdpetといって、お家猫ちゃんの部門もあります。

1シーズンは5月スタート4月終わりです。野球でいうペナントレースだなと私は思っています。1年という長いシーズンを戦って表彰されるタイトルには、

◆NationalWinner(NW)と呼ばれる世界ランキング

◆RegionalWinnet(RW)地域でのランキング(日本はRegion8です)

◆Breed Winner 猫種のランキング、

などのタイトルがあります。また、Grand Champion(GC)といって200頭勝ち抜いた猫が得られるタイトルもあります。

ショーでは、ジャッジと呼ばれる猫のスペシャリストの方が審査を行います。

審査中のシリウス。

何を審査しているのか?どうなったらポイントがつくのか?

長くなってきたので、次回へ続く。

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2/6キャットショー~ヨーロピアンバーミーズのシリウスとスピカ~

先月ですが、、、久しぶりにCFAキャットショーに行ってきました。

4か月を迎えたシリウスとスピカ。

Kitten部門(4~8か月)です。

シリウスとスピカは、はじめてのキャットショー&少し控え目な性格なので、

どうかな?怖がらないで審査を受けられるかな?と心配でした。

審査待ちのシリウス(11)とスピカ(12)。

男の子は水色の番号札。女の子はピンク色の番号札です。

ん?スピカの耳が何かを訴えている?

うにゃうにゃいっておりました。

対照的にシリウスは、、、

堂々としてるね!

ジャッジの方に審査をしていただきます。

審査って?ってところはまた次のブログで紹介できればと思います。

ポイントをつけてもらうシリウスとスピカ。

シリウス、6リング中4リングファイナルIN。

はじめてにしては上出来です。小さい4か月で頑張りました。

おめでとう!

スピカも1リングファイナルIN。

「頑張ったよー!」

うん、すごいね。

ヨーロピアンバーミーズをたくさんの人に知ってもらうため、シリウスとスピカは頑張るのでした。

次回は、キャットショーって何をしてるの?

を書きます!

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