ヨーロピアンバーミーズを学ぶ旅~番外編~

ヨーロピアンバーミーズを学ぶ旅。
猫ちゃんの話とは関係ないですが、、、せっかくなので。

アメリカではマスク着用の必要がなくなりコロナが落ち着き始めた頃でしたが、
空港はガラガラ。

閑散としていました。

そんななか、ちょっとした観光をしたり、

動物園に行ったり、

アメリカっぽいものを食べたり、

ヨーロピアンバーミーズ以外のこともちょっとだけ楽しんできました。

「ロッキーマウンテンチョコレートファクトリー」
チョコの塊にピーナツバターが入っているという激甘スイーツ。美味しかったです。
日本にもあればいいのにな。

機内食のピザ。

~おまけ~
今回の渡米は、、、コロナ検査のおかげで+5万くらいかかってしまいました。。。
出発の前日にコロナ検査&海外用の陰性証明書を発行してもらい、帰国の72時間以内にアメリカでもコロナ検査&陰性証明書を発行してもらいました。
羽田空港でもコロナ検査。着陸してから、日本に入国するのに3時間かかりました。

「だからブログさぼってたんだニャ!」
そうそう、ごめんね。無事に帰ってきて来れて良かったです。

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猫ちゃんたちのマイクロチップ

令和4年6月1日~マイクロチップ装着&登録が義務化されました。
キャッテリーカプセルでも対応を行いました!

6月1日以前からいる子は努力義務ということで義務ではないのですが(一般の方の猫ちゃんも同様です)、
キャッテリーの場合、装着してる子、してない子がでてきてしまうので、これを機にみんな装着&登録しました!

左が環境省への登録。右が獣医師会への登録。
義務化されているのは、環境省への登録です。

制度がはじまったばかりなので、念のためキャッテリーの子たちはどちらも登録をしています。

海外から来た子たちは、輸入検疫のときにマイクロチップが必要なのですでに装着済です。
登録のみ行いました。

マイクロチップの登録に「ヨーロピアンバーミーズ」という猫種はちゃんとあるのですが、
ペット保険だとないんですよね。。。

環境省や獣医師会は国際団体の登録猫種なのですが、保険屋さんは日本団体の登録種で行っているそうです。
(保険屋さんに聞いたのです)

カプセルの子たちは保険に入ることはできないので関係ないのですが、
なんだかちょっと寂しく感じてしまったのでした。

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ヨーロピアンバーミーズを学ぶ旅~アメリカ編~

キャッテリーカプセル、ヨーロピアンバーミーズを学びにアメリカへ行ってきました!
(ブログの更新が止まっていたときです。)

日本では数少ないヨーロピアンバーミーズ。
猫種について学ぶ機会も少なく、見たことがないカラーの子もいます。

CFAのスタンダードは紙面上ではわかるけれど、実際にディスカッションする相手が少ない。
というわけで、、、

10日間ほど、アメリカのベテランブリーダーさんのところで学んできました。
朝のお世話、夜のお世話を一緒にやらせてもらって、気になっていたことをたくさん聞くことができました!!!

・・・ん。。。
そうですね、
学んだことがほぼブリードに関することや、スタンダードに関することだったので、具体的に書くような内容はないのですがw

ベテランブリーダーさんなのでとにかく猫の扱いがとっても上手。
普通は、猫に触りたいときって「おいで~」と言いつつ自ら寄っていきませんか?
そして人が手を伸ばして抱き上げてませんか?

ブリーダーさんは、猫を高めの台に登るように誘導して、猫にノビーっと前脚を人間の肩にかけさせてから抱っこしていました。
その一連の動きが本当にお見事なのです。
そして、どの子も懐っこくてとても可愛かったです。

同じ血統の子がキャッテリーカプセルにもいるので、ブリードプログラムについても相談にのってもらい、とても有意義な時間を過ごすことができました。

他のキャッテリーの写真をばんばんネットに載せるのもモラルに反する気がするので、少し前に行ったアメリカのワールドキャットショーの写真を。

世界から猫が集まります!このときは850匹くらいだったかな。(少ないほうらしいです)
上から吊るされている旗が猫種エリアの目印です。

ありました、ヨーロピアンバーミーズ。
ここへ行くと、、、 

ヨーロピアンバーミーズの紹介ボードがあります。
これをみるだけでもワクワクしますね。

審査されているクリームの、、、男の子?かな。
このときのキャットショーにでていたヨーロピアンバーミーズはそんなに多くはなかった気がします。

これまでのブリーダーさんが、素晴らしいヨーロピアンバーミーズの血を残してくれています。
この猫種と縁があったからには、ヨーロピアンバーミーズという猫種を守っていきたいなーと思います。

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ヨーロピアンバーミーズ~マリベル編~

「アタシね、引退したんよ・・・」
マリベル、少し寂しそう?にみえますが、とっても元気にのびのび過ごしています!

マリベルは、4か月という若さで遠い国からキャッテリーに来てくれました。
まだまだ小さい小さい子猫でした。

キャッテリーに来てくれた初日の様子。ね、まだまだ子猫。

初日からモリモリご飯を食べました。(遠くからくる子は緊張で初日は食事をとらない子もいます)

写真の奥にみえるネズミさんのマットは、ブリーダーさんが一緒に入れてくれていたもの。
猫のマットにネズミさん。可愛いですよね。

ケージにすりすり。これも初日の様子。
12月の寒い日でした。

マリちゃんは、さっぱりした性格です。特別に誰かと仲が良いわけではないけど、悪いわけでもない。
カプセルにとって、はじめてのチョコレートカラーの子。

マリちゃんは、3回子猫を産んでくれました。

カラーシリーズ。

パスタシリーズ。

ナッツシリーズ(2匹たらない?!)

マリちゃんは、たくさん子猫を産むので大変だったと思うけど、一生懸命子育てしてくれました。

「そんな昔のこと忘れたニャ」

マリちゃんは猫だから忘れてしまったかもしれないけどね。
1度のお産で、8匹もの子猫たちが産まれることはもうないだろうなぁと思います。

マリちゃんはお産のときに、1度だけ。1度だけ、お腹が痛くて「ううう」と声を出しました。
いまだから言えるけれども、この世に残ることが出来なかった子もいます。
マリちゃんは多産なので小さく小さく生まれてきてしまうのです。
できる限りのことを尽くしたけれどそれでもだめでした。

いっぱい頑張ったね。ありがとう。

マリちゃんは、今年の夏で3歳。まだ3歳!
ここからの猫生のほうが長いからね、楽しいことがたくさんありますように。

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ヨーロピアンバーミーズの夏~夏バテ対策編~

夏バテ対策編というほど、すごいことをしているわけではないのですが、、、
最近またウェットフードをあげるようにしています。
どの子もお水をしっかり飲むのであまり心配はしていないのですが、強制的な水分補給です。

カプセルの子たちは夏バテの症状が出たことがないので実体験による予防というわけではありませんが、
夏バテはちょっと心配なので何か対策をしておきたい。

夏の移動は、キャリーバッグの中が暑くなることもあるので、移動中に「バッグの中暑いかも!!」と感じたら、コンビニに売っている凍らせたペットボトル等をハンカチに包んでバッグに入れてあげると良いです。

で、ウェットフード。

避妊去勢した子たちから「少し太ってきたかも」という声が聞こえてきているので、
キャッテリーでもおためしに避妊去勢用のウェットをあげてみました。

ジャジャン。
奥がいつもの。手前が避妊去子用のウェット缶です。

成分表はこんなかんじ。すごくわかりやすい部分でカロリーが全然違いますね。

中身はこんなかんじ。左がいつもの。右が避妊去勢の子用。
右のほうがあっさりしています!混ぜた感じもサラっとしていました。
果たして、、、食べてくれるかしら。

マリちゃん、どう?
(あ、マリベルは先日、現役を引退致しました。マリベル編を書く予定です!)

美味しそうに食べてくれました!

ウエットフードの中に、↓このサプリを混ぜています。

消化サポートサプリです。腸の機能や胃の働きを助けてくれます。
暑さに負けず、体調維持が出来ればいいな、と。
ちなみにサプリは無臭でした。

現役の子たちはいつものウェット。

ウェットを少しのせると、ご飯をあげたときにしっかり食べてくれるので安心です!!

この暑い夏を無事に乗り切れますように!

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ヨーロピアンバーミーズの夏

7月になりました。暑いですね。
もちろんエアコンを入れてますが、部屋に入る日差しが体感温度を上げている気がします。
ブログがご無沙汰になってしまいましたが、猫ちゃんたちはみんな元気です!

夏用のベッドをお試し中のライちゃん。
ひんやり冷却&防虫ベッドだそうです。効果はどうですか?

「うーん。」

「なかなかいいニャ。」

誰かが使うと誰かが羨ましくなる。。。
くつろぐライちゃんをみつめるのはシャーロット。

ジー。。。

ベッドが気になります。

シャーちゃん、あまり近づくと。。。

ほら、ライちゃんに怒られた。

こんなこともあろうかと。

もう1個はバナナ柄にしてみました。
なぜかバナナ柄へ移動するライちゃん。

ライちゃんがバナナに収まっている間に。。。

ベージュのほうへ、シャーちゃん。
よしよし。
新しいもの気になるし、試したいよね。

「ライちゃん。バナナが好きかもしれないニャ。」
うん、いいよ。どっちで寝てもいいんだよ。それよりピントがあってなくてごめんね。

見つめあう2匹。気に入ってくれた様子。
最近はそれぞれがお気に入りの場所でくつろげるように、多めのスペースづくりを意識するようにしています。

シャーちゃんも満足げ。

もちろん、スピカのケージの中も。。。

冬のものから、

夏仕様へ。このマットもベッドと同じひんやり&防虫マット。

気持ちよさそうに体を伸ばして寝ていました。
良かった良かった。
次は食事面での夏バテ対策です!

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ヨーロピアンバーミーズの成長記録~卒業生編~

PASTAシリーズの「ボンゴレ・ビアンコ」と「ジェノベーゼ」。
とっても仲の良いコンビは今も一緒に毎日を過ごしています。

そんな2匹からお便りが。。。
とっても綺麗な猫ちゃんに成長した姿をご紹介させてください。
(お写真の掲載の許可をいただきました)

まずは、キャッテリーにいた頃のボンちゃんとジェノちゃんから。

【Before】

自由きままに生きていたボンちゃん。ライラックの女の子。
ちっともジッとしてくれない。

お目目くりくりで生肉が大好き、部長と呼ばれていたジェノベーゼ。チョコレートの女の子。

2匹とも小柄で女の子らしい可愛らしさがありました。

そんな2匹もいまは、

【After】

コートが艶々

小さいころの面影はあるけど、とっても綺麗に成長していました。
いまもくっついて寝てくれているところをみると、なんだか嬉しいです。

「わたしね、この前のお誕生日にプレゼントもらったんだニャ。」

わぁ、いいね。何をもらったの??

おそろいのネームいりプレート。
良かったね。とっても可愛い。

「お洋服ももってるニャ。」
いいねぇ。ジェノちゃん。
そして、いまもそのバネのおもちゃで遊ばせてもらってるんだね。

ボンちゃんもお揃いだね。可愛いお洋服きて嬉しそう。
寝てるけど嬉しそう。
家族にしてもらえて良かったね。
艶々のコートが幸せな毎日を物語ってるね。

1歳を迎えた卒業生の成長記録でした。ずっと元気でね。

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ずっとずっと幸せに

キャッテリーで1年、のーんびり過ごしてくれたPASTAシリーズのぺっちゃん。
生涯のお家へ巣立っていきました。

とっても賢くて、みんなと仲良くできる純真無垢な男の子。
キャラクターが前にでてしまっていたけれど、艶やかなコートを持つ綺麗な子でした。
コロナじゃなかったら一緒にキャットショーに行きたかったな。

すこしだけぺっちゃんの写真を。

大好きなシャーロットと。

パパとも仲良し。

ママにも可愛がってもらった。

真ん中に入り込み、みんなと仲良くしたがった。

異文化交流も誰よりも上手だった。

素直で可愛くて、遊ぶことが大好きだったぺっちゃん。
ずっとずっと幸せに。またね。

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ヨーロピアンバーミーズの特徴

いままで、こんな場面はありませんでしたか?

A「ヨーロピアンバーミーズ飼ってるの」
B「へ~、どんな猫?」
A「うーんと、この子だよ(写真を見せる)」
B「へ~、この猫とどう違うの??」
A「!!!!」

Bは、ネットで検索したトンキニーズやアメリカンバーミーズの画像をみせてきたのです!

絶体絶命のピンチに驚きを隠せないシャーロット

そんな質問に答えるため、ヨーロピアンバーミーズについて言語化していきたいと思います!
(Cattery CAPSULEはCFAのスタンダードに沿ったブリードを行っていますので、CFAのスタンダードでのご紹介になります!)

①トンキニーズとヨーロピアンバーミーズの違いについて

ずばり、一番わかりやすいのは目色ではないでしょうか。

トンキニーズ・・・アクア、ブルー、グリーンからイエロー /グリーン
ヨーロピアンバーミーズ・・・イエローゴールドからアンバー

ヨーロピアンバーミーズの目色はイエロー系の子しかいないのです。(←とてもざっくり)
ブリードするときは緑色がでないように気を付けなければなりません。

ほかにも毛色の違いなどがありますが、トンキニーズにあってヨーロピアンバーミーズにないもの。
トンキニーズにはソリッドカラー(単色毛)の他に、ポイントカラーがあるのです。
ポイントカラーとは、顔や手足、両耳、しっぽなど、体から飛び出した部分に色がつくことです。

トンキニーズに挟まれるシリウス

他にも細かいルールはありますが、

「目の色がブルーからグリーンぽいのがトンキニーズ!黄色っぽいのがヨーロピアンバーミーズ!」

というのが一番わかりやすいかなと思います。どうでしょう。
さてお次は、、、

②バーミーズとヨーロピアンバーミーズの違いについて

これは少し難易度が高いかもしれません!
また目色で見分けたらいいんじゃないの?と思ったあなた。
それはとても難しいのです。

なぜなら、
アメリカンバーミーズ・・・イエローからゴールド
ヨーロピアンバーミーズ・・・イエローゴールドからアンバー

ゴールドの子だと目色では見分けられませんね。
ここからまた詳しく、深みがあって等々ルールがありますが、ざっくり同じ!ぱっと見同じ!
じゃあどう見分けたらいいのか。。。

ヨーロピアンバーミーズにあって、アメリカンバーミーズにないもの!
ヨーロピアンバーミーズにはソリッドカラー(単色毛)の他に、トーティカラーがあるのです。二毛のことです。

写真の左側はホリーさん。
ホリーは、ライラックリームという毛色で、二毛です。
明度の違いがあまりないニ毛なのでわかりづらいかもしれませんが、この二毛はアメリカンバーミーズにはありません。(ちなみにトンキニーズにもありません)

画像が荒いですが、、、むかーし行ったアメリカのキャットショーでみたチョコレートトーティの女の子。
ホリーさんよりわかりやすいですよね。
トーティカラーは女の子限定です。

B「じゃあさ、ソリッドカラー(単色毛)の子はどうやって見分ければいいの?」

ふたたび、絶体絶命のピンチに驚きを隠せないシャーロット

・・・
・・・・・
それはもうみなさんの目を養ってもらうしか、、、
・・・・・

うーん、シルエットで見分けるしかないのですが(たぶん)、目型が特徴的かなぁと思います。

アメリカンバーミーズ・・・⽬は⼤きく、遠く離れて位置し、⽬の開きは丸味を帯びている
ヨーロピアンバーミーズ・・・上のラインはわすかにカーブして、⿐に向かってオリエンタルのような傾き
がある。下側のラインは丸くなっている

左がアメリカンバーミーズ、右がヨーロピアンバーミーズです。
ヨーロピアンバーミーズの目型は、上側がアーモンド型なのです。

ピンとこない方はこちらをクリック!
ヨーロピアンバーミーズのスタンダード
★アメリカンバーミーズのスタンダード

あ、ちなみに、
クリームとレッドのソリッドカラーはアメリカンバーミーズにはいません。

カラーのネーミングも微妙に違いますw
ヨーロピアンバーミーズでいうチョコレートのような色は、アメリカンバーミーズではシャンペーンと呼ばれていたり。

猫種って奥深いですね。。。

カラーについて知りたい方はこちらをクリック!
★ヨーロピアンバーミーズカラー

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スピカの一日

最近のスピカの一日をご紹介します。

「スピカ、ちょっと退屈してるのデス」

え、そう。あまり遊んであげられないし、つまんないか。

「うーん」

この耳の動きをしたときのスピカは危険!!
悪いこと考えている証拠です。

そして、ここに1本の木があります。

「ひゃっほー!スピカだよー!!」

わー、あぶないあぶない。やめてやめて。

この木に登ったのはスピカが初めてです。
びっくり。
この木は、本物の木を元に作られているので本物の木っちゃ木なのです。
足もひっかけやすいし、滑りません。
(葉っぱは造りもの)

あまり登ってほしくないので、ケージでお昼寝の刑。

「スピカ、悪いことしたデスか?」

危ないのでやめてください。

~おまけ~

反省したあとは、TVに夢中なスピカなのでした。
きっと反省していない。


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