グランドチャンピョンおめでとう~シリウス編②~

尻尾を怪我してしまったシリウス。

命に関わる怪我ではないので、ペットとしてお家で楽しく過ごしてくれればいいと思えるようになった頃でした。
なんと尻尾は元通りに!
「治るかもしれないわよ」と言ってもらえたことに本当に感謝しています。
希望をもって彼を育てることができました。
(彼の血統は繋げたいということでアメリカに行くことに変わりはなかったのですが。)

キャットショーでの尻尾を触られる審査も無事にパスしました!
ここまでくれば安心です。

尻尾をチェックされるシリウス

尻尾の腫れがひいて、まっすぐになるのには1か月半くらいかかったでしょうか。
本当に胸が痛くなる出来事でした。
この出来事から「自由にのびのび」という考えが少し変わりました。

子猫は自由に駆け回る遊びはもちろん大事だけど、
怪我しないように管理してあげることもとても大切なんだな、と。反省です。

そのあとのシリウスは日本でのキャットショーで素晴らしい成績を残し、キツン部門の途中でアメリカへ旅立ちました。

空港での保安検査場でハーネスをつけようか迷っていたので、練習したシリウス。
結局ハーネスはつけず、抱っこだけで大丈夫でした。

彼の渡米をアメリカのブリーダーさんはとても喜んでくれました。
何より、彼の両親はともにアメリカから来てくれた猫ちゃんなので、血統をつなげてアメリカへ戻せたことが本当に良かったなぁと思っています。

シリウスは今もシリウスという名前です。
『光り輝いてほしい』と願いをこめて付けました。

シーちゃん、頑張れ!
会いに行くからそれまで元気で。

1歳になったスターシリーズのお話でした。お誕生日おめでとう!

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グランドチャンピョンおめでとう~シリウス編①~

スピカが1歳になったということは、一緒に産まれたシリウスも1歳。
いま、シリウスはアメリカのキャッテリーで暮らしています。

他のキャッテリーで暮らす猫ちゃんとして、アメリカでキャットショーに出してもらい、
今年の夏グランドチャンピョンになりました。
頑張ったね、本当におめでとう!

アメリカのキャットショーで頑張るシリウス。大きくなりました!大人部門での様子です。

産まれた日の写真。ホリーさんお疲れ様でした。

日本で、キツンの部門(4~8か月)を終らせてからアメリカに連れていくことも考えましたが、
「また移動に規制がかかってしまったら連れていくことができなくなるかもしれない」と思い、行けるうちに連れて行きました。

左がスピカ。右がシリウス。

スピカと二人、仲良く育ちました。

このころには、アメリカ行きが決まっていたと思います。

幸せいっぱいのシリウス。この写真が大好きです。

生後2か月がたち、何もかもが楽しく、駆け回って遊び始めた頃に事件は起きました。
12月初旬の日曜日。掃除を終え2時間ほど休憩していたのですが、気づくとシリウスの様子がおかしい。
抱き上げたら「ガーーー」という声をあげたのです。
ん?と思い、しっかりと彼をみたら、、、尻尾がぶらーんと立ち上がることなくぶら下がったままでした。

怪我した???!

ビックリして何が起きたのかわかりませんでした。

「どうしてシリウスだけテントに入っているのかしら?」
心配でシリウスから離れないホリーさん。
部屋で自由にさせるとスピカと遊んでしまうので、安静にしてほしくてテントへ。

偶然にもその日、他の猫ちゃんのエコー検査(妊娠してるかの検査)の予約が入っていたので、一緒にシリウスを病院へ連れて行くことに。。。

先生「ん-、打撲か骨折か。。。でも少し動いてるから骨折ではないかもしれない。このまま動かなかったら脱尾も考えないと。」

翌日になっても尻尾が動かなかったらまた連れてきてくださいと消炎剤の注射をうってもらって様子をみることに。

悲しくて悲しくて、ただ見守ることしかできませんでした。
ドアに挟んだ?と聞かれましたが、ドアを開閉していないのでそれはないんですよね。
何がおきてこうなったのかは今もわかりません。

尻尾が腫れているのがわかりますか?赤丸部分です。
60度に曲がっていました。そして折れるように腫れあがっていました。

翌日にはしっぽが動いていたので、脱尾は免れました。
でも、この子はキャットショーに出る子。尻尾にコブがあれば出すことはできません。

ショーに出してタイトルがつけば、シリウスのその後の猫生が豊かなものにもなるでしょうし、彼から産まれる子猫たちの運命にも影響があるかもしれません。
申し訳ないことをしてしまった、、、とすごく落ち込みました。

部屋を自由にさせると腫れも引かないし、悪化するかもしれないので、
人がみていないときだけ、ケージでお昼寝してもらいました。

シリウスだけケージに居れていたのだけど、スピカが鳴いてケージから離れなかったので一緒に。
兄妹ってほんとに仲良し。なんでも一緒。

そして、お引越し先のアメリカのブリーダーさんへ尻尾の話をしました。
「尻尾を怪我してしまった、ショーには出せないかもしれない。ただ後天的な怪我だからスタッドとしては活躍できるかもしれない。」と。すると、、、

「その尻尾は治るかもしれない。治ったらショーにも出せるわ。」

え?いやいや、60度曲がってるし、ぼこって膨れてるし。
でも、猫のベテランブリーダーさんがそういうのなら治るのかもしれない、となぜか素直に思うことができて、
シリウスが無理をしないよう育てることにしました。

長くなってきたので、明日へ続きます!

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1歳のお誕生日おめでとう~シリウスとスピカ編~

シリウスとスピカ。
1歳になりました。この日を迎えることができて本当に嬉しいです。

「スピカ、1歳になったニャ。」
スピカは、この日を迎えるまでいくつか試練がありました。

スピカをみないふりするママ猫ホリー

ママが大好きだったスピカは離乳が寂しかったようです。

「ミルクくだちゃい。。。」

子離れがはじまったホリーに近づくと蹴りけりされてしまうので、みつめるだけのスピカ。
つい最近までミルクをくれて毛づくろいしてくれていたママ猫が急に冷たくなってしまったことが、スピカには耐えられなかったようです。
今までの子たちは兄弟猫がいっぱいいたので、ここまでママ猫に執着する子はいなかったように感じます。

そして、、、
男の子と女の子の2匹兄妹だったので体格差がでてきてしまい、いつもやられてしまっていたスピカ。

「やめてくだちゃいー」

そして最後に、
キャットショーではしっぽを巻いてしまったスピカ。

「なにするデスカー!スピカは運ばれていマスー!!」

いろんなことが重なって、スピカは元気がないときがあったのです。

スピカにかかっているストレスをなんとかしたくて、キャットショーはお休み。
好きなものや遊びでいっぱいにしたら、産まれたときのやんちゃなスピカが戻ってきました。

いまはもうすっかり元気いっぱいです。
姉妹猫がいたら、違ったのかなぁとも思います。
1歳のお誕生日がとても特別なものに感じます。

「スピカは毎日楽しいデスヨ!」

本当?そうだったらいいな。

ところで、シーちゃんは??
実はシーちゃんにもいくつか試練があったのでした。

~明日へ続く~

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キャットショーへのレッスン

キャットショーに連れて行っているシリウスとスピカ。
初めての外出でいきなりショー会場へ行ったわけではありません。
ちょっとずつ外出の練習をしました。

えい!

スピカ、はじめての場所でも楽しそう。
移動はキャリーバッグです。キャリーバッグに慣れる練習にもなります。
(キャリーバック嫌がる子はカプセルの子にはいないので、練習というほどでもありませんが。)

お、しーちゃんもいるね。

楽しそうに遊んでいます。
これならショーもストレスなく頑張れそう。

シリウスとスピカのショーへの道のりでした。

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寝る子は育つ?~ヨーロピアンバーミーズ・シリウス編~

寝姿がサミ(パパ猫)そっくりになってきました。

シリウスは、人がくると嬉しくてお腹をみせて歓迎してくれます。

「ボク、しーちゃんだよ!」

「ん-・・・」

そしてお腹を出して寝ます。

スピカもお腹をみせて歓迎してくれますが、

男の子のほうがアピール上手な気がします。

週末のお腹だしシリウス特集でした。

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